TOP

お客様の声(鈴木隆様の声)

購入製品:『ドラコンPTO-1700N

(左)鈴木久榮様 (右)鈴木隆様

弊社の製品をご購入された鈴木様から、ご丁寧にお手紙を頂戴いたしました。
その後の弊社とのやり取りの中で、有難いお言葉を頂きましたので掲載いたします。

お手紙の内容

久榮様

先日は、新品のチッパーをお送り下され、大変恐縮いたしました。早速、使わせていただきましたが、その性能の良さに大変驚きました。お陰様で、我が家の裏庭と、林の整理が出来ました。
手伝って下さった方々は皆、チッパーの優秀さに驚嘆しておりました。
東北の方達の粘り強さで改良に改良を重ねられた結果、立派な製品になったのでしょう。特に、太い木や大きい竹を粉砕する様子は、こんなにコンパクトな機械が…と感動してしまいます。また、私の尊敬する上杉鷹山や、大好きな藤沢周平の国からはるばる届けられたと思うと愛しい気もいたします。大事に使わせていただきます。有難うございました。

この度はPTO-1700Nのご用命を賜りまして誠に有難うございました。
昨日、奥様より有難いお便りを頂戴致しました。
早々に弊社Facebook内にご紹介させて頂きました。

隆様

この度は家内の拙文を採用いただいて大変光栄です。家内に知らせたら飛び上がって大変喜んでおりました。
家内はあのチッパーが大変お気に入りです。近所からクレームのあった、私の所有している山林の境目の約三十年立ちの雑木を、任意団体である那珂市の「なか自然の会」に依頼し、伐採しました。早速チッパーを使い初めしました。 チップがたくさんできたので、砕石を敷いたばかりの門道に敷きました。車の走行音が小さくなり、敷いた砕石も安定した感じです。

隆様

今回の伐採は、いつも依頼している那珂市の「なか自然の会」という任意団体に依頼しました。その会長さんは、チッパーの稼働状態を見て、トラクタがないので自走式のチッパーを是非欲しいと云ってました。最近、広い竹藪の伐採を頼まれているので、竹の処理に使いたいと言ってました。私、ダイヤプラザ那珂様から御社様のチッパーのカタログをもらって会長さんにあげました。なぜ御社様のチッパーを選んだか、他の会社も調べたか聞かれました。私は、御社様はチッパーの製造歴が日本で一番古いこと、専門のメーカーであることから、製造経験が豊富で改良を重ね、性能が安定しているのではないかと思って買いましたと答えました。御社様の本社を見に行き、突然にもかかわらず丁寧にご説明頂いたことも伝えました。

 実際に使った感想は、思った通りの性能で、直径170mmくらいの大きな幹でも楽々粉砕し、安定して作動していました。蔦類も楽々粉砕します。  

花卉栽培をしている近所の農家さんが、チッパーの作動を見て、余った花卉や大きくなりすぎた花卉の処理にぜひ欲しいなあと言ってました。

数回のメールでのやり取りの後、改めて感想を下さいました。

導入の経緯

-粉砕機を導入した経緯について教えてください。

所有している屋敷や山林の立木が大きくなり、ここ数年の間、隣接の土地所有者から、居宅が日陰になること、木の葉が庭などを汚すこと等の理由で、伐採を要望されていました。今まではその度、業者に依頼し、立木を伐採し、伐採した後の雑木等の処理に苦労していました。
ウッドチッパーという便利な粉砕機があることは知っていました。海外製のチッパーは、大型のものが多く、我々素人向きではありません。たまたま、インターネットで小型のものがあることを知りました。調べたら、我が国では、沢山の会社が同じような製品を作ってました。
調査の結果、株式会社カルイの製品は

① 我が国で小型チッパーを最初に作った会社であり、多分、他社より製品の改良が進んでおり、使いやすく、故障が少ないであろうと思ったこと

② ホームページ、YouTubeなどに、沢山の映像や説明が載っており、カルイ製のチッパーに親しみが持てたたこと

③ 農業機械を扱っているいろんな会社の沢山の営業所が、カルイのチッパーを扱っており、故障の相談や部品の供給などメンテナンスが楽なこと

④ PTO式のチッパーは株式会社カルイしか作ってないこと

などから、当該チッパーを選びました。

カルイ粉砕機の性能や伐採依頼者の反応

今回、クレームのあった山林の伐採は、いつも依頼している那珂市の「なか自然の会」という任意団体に依頼しました。伐採の量は、山林の境目の約三十年立ち30本くらいのつげの木や雑木でした。伐採には6人で二日間かかりました。
伐採中に出てきた幹や枝類は、すぐ脇で、私と私の家内がチッパーにかけました。

1700Nの性能は、大変良く直径170mmの大きな幹でも楽々粉砕し、安定して作動しました。蔦類は送りロータにちょっとからまりますが、からまった後に枝などの粉砕をするとからまっていた蔓類もすぐにローラーからなくなります。
6人が切り出すその場で余すことなく処理できました。逆に切り出すのが間に合わないくらいでした。

粉砕でできるチップは、投入した材料に関係なくチップの大きさが細かく、粒が揃っていることで、畑に敷き込みやすいこともいい点です。
なか自然の会の人たちは、会長さんはじめチッパーの稼働状態を見ながら仕事をしていました。チッパーのその粉砕の早さと安定した稼働に感心していました。
なか自然の会の皆さん、チッパーには以前から関心があったようでした。実際の稼働を見るのは初めてと云ってました。実際の作動を見て、是非欲しくなったようで、俺たちもチッパーを買おうと云ってました。真近では、広い屋敷を持った人から、屋敷の竹藪の伐採を頼まれているので、竹の処理に使いたいと言ってました。

私、ダイヤプラザ那珂様から御社のチッパ-のカタログをもらって会長さんに渡しました。なぜカルイ製のチッパーを選んだか、他の会社も調べたか、会長さんから聞かれました。私は、インターネットで他社の製品も調べたこと、カルイ製のチッパーは製造歴が日本で一番古いこと、専門のメーカーであり、更に多くの種類のチッパーを作っていることから、製造経験が豊富で改良を重ね、性能が安定しているのではないかと思ってカルイ製を選びましたと答えました。

家内と趣味の長距離ドライブを兼ね、御社様の山形市の本社を見に行った時に、突然の訪問にも拘わらず伊藤さんという方から丁寧にご説明頂いたことも伝えました。

上記のつげなどの粉砕に当たって、私より機械音痴で機械にはまったく素人の家内がチッパーの作動が面白いと大変気に入りました。家内は、かなり大きな生木でも、葉や小枝でチッパーが隠れるように茂った枝の部分でも、チッパーが豪快に飲み込んで即チップにするところは、長男がおいしいものを夢中で食べてるのに似ていると面白がっていました。機械の操作に慣れない家内には安全な使い方を丁寧に教えました。家内は、初めてのチッパ-を楽しそうに使ってました。チップが沢山できたので、砕石を敷いたばかりの自宅の門道にも敷きました。自家用車の走行音が小さくなり、敷いた砕石も安定した感じです。
チッパーを搭載しているトラクタは イセキ 4駆 ランドホープ 240型 ディーゼルエンジン24馬力で、随分古いものです。エンジンもチッパーも安定して作動しています。1700Nを搭載したトラクタは一般道路を走行でき、移動が早くどこでも行けるので便利です。
 花卉を栽培をしている近所の農家さんが、チッパーの作動を見て、余った花卉や大きくなりすぎた花卉の枝の処理にぜひ欲しいなあと云ってました。

使用感や納品後の感想

● 小型のわりに粉砕能力が大きので作業効率がいいです。
● 納期が早かったです。
● 材料の吸い込みが良く操作が簡単で使いやすいです。
● 粉砕後のチップは、粒子が小さく粒が揃ってますのでチップの使い勝手がいいです。私は主に畑に敷き込んでます。
● 提携している営業所が多く、サービスが行き届いてます。私はトラクタへのチッパーの搭載、電源の配線などすべて営業所の方にやってもらいました。
● 機械音痴の家内が喜んで使ってます。使用方法は詳しく教えました。
● トラクタ搭載型なので公道を比較的高速で移動できます。トラクタはディーゼルエンジン、24馬力です。
● 随分と長い時間使いましたが、初期故障もなく調子よく稼働しています。

カルイへの今後の期待とメッセージ

-カルイへの今後の要望などがありましたら、お願いします。

御社様にお伺いしたときに、玄関を入ってから事務室の入り口の目立たないところに、多分半世紀以上前に製作したと思われる旧型の小さな緑色の発動機をちょっと見ました。確かに小さく小型に良くできていると思いました。当時の大型の発動機に比べ、低トルク高速回転かなと思いました。
私の知る当時の発動機は、どこのものも大きくて重くて、その割には出力が低く3~5馬力くらいだったと思います。小さくて軽く(カルイ)て性能のいいこの発動機が農林大臣賞を沢山取得し、御社の社名の由来であると、インターネットで読んでいましたので、本当に興味がわきました。もっとゆっくり見たかったのですが、ゆっくり見たいとお願いする勇気がありませんでした。

日本の地方都市はどこも同じようですが、工場が少なく働く場所が少ないです。
私の住む茨城も同じです。
御社は、東北地方で国際的にも優秀な製品を作っている数少ない工場の一つと思います。いい工場で働ける方々は幸せです。社員の方々は、首都圏の喧噪を離れ、通勤時間は、渋滞もなく、山々と海に囲まれた大自然のなかで優れた製品を作りに携わってゆかれることは現代において理想的な暮らし方のように思います。

皆様方の今後のますますのご発展を期待しております。

実際に頂戴したお手紙です。

鈴木様、お忙しい中ご協力いただき誠にありがとうございました。

掲載日時:2022年2月 
※ 文中に記載されている数値など情報は、いずれも取材時点のものです。