黒石市の浅瀬石地区中山間組合(成田良美組合長)は28日、せん定枝堆肥化のために導入した枝粉砕機の実演会を行った。
簡単な操作と処理の素早さに組合員の期待が集まった。
リンゴ農家で組織する同組合は、毎年大量に出るせん定枝を焼却せずに、堆肥として有効活用しようと、枝をチップにする粉砕機を二機導入した。
同地区のリンゴせん定は現在、七割ほど終わっている。来月中旬ごろにはすべて終了するとみられ、その後に枝粉砕機が出番を迎える。
同組合事務局の佐藤国男さんは「せん定枝を堆肥にすると園地の土が軟らかくなると言われている」と期待を込めた。
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