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ナック・ケイ・エス株式会社
代表取締役副社長 海道洋子さん
株式会社シーロードの紹介
1970年に福井県福井市に創業、交通安全用品やFRP成形品、プラスチック事業など10社ほど関連企業を持つ『ナックグループ』の一社。
インターネット販売を中心に、なつめ健康食品の企画・販売、なつめ農園の管理を行っています。
今回は、『ナック・ケイ・エス株式会社』の代表取締役副社長 海道洋子さんにお話を伺いました。
-御社のなつめについて教えてください
なつめの栽培を始めたのは平成10年です。
ナックグループ現会長の私の父が、故郷である福井市の棗地区でプラスチック事業を展開しており、地元に根ざしたブランドを作ってふるさとに何かを残したいという熱い思いがきっかけでした。
そこで目をつけたのが「なつめ」の木です。
なつめとは直径3cmぐらいのうずらの卵ぐらいの木の実です。
もともと棗地区では庭木として育てられ、柿や栗のように甘くて早く実がつくので、なつめ自体が昔から食べられていたのですね。
プラスチック会社が韓国の企業と業務提携しているので向こうに行く機会も多いのですが、韓国の市場では乾燥棗が漢方の材料として山のように積んで売られているんです。
喫茶店で棗のお茶が出てきたり、サムゲタンの中に入ってたり、健康長寿や子宝に恵まれるという風習があるので冠婚葬祭の引き出物にも使われてたり。
なつめが韓国では大変重宝されているのを知り、かつ日本では果樹としてどこも栽培していないというのであれば、この棗を福井に持って帰って産地形成したら先駆けて棗の地としてのブランドができるんじゃないかという父の思いがありました。
-樹木粉砕機が必要だと感じるようになったのは、どんなことがきっかけですか?
3年前になつめの栽培面積を6ヘクタールから8ヘクタールに増やしたことがきっかけです。
それまでは剪定したなつめの枝は焼却処分していたのですが、敷地内のなつめの木を全部一箇所に集めてきて処分するというのは大変で、枝を処理した現地で処分すれば楽になるのではないかと。手作業で集めて処分できるレベルではなくなってしまったんですね。
それで粉砕機を購入して現地に持ち込んで処分するという方法を考えました。
だったらなつめのエキスだけでなく、枝や皮、葉っぱをチップにして使えないかと。
隣が養豚場なのでベーコンの燻製に試しに使ってみたらまったく味が違うんですね。
越前焼きの色づけや染物、入浴剤としても利用価値があります。
現状は有機肥料として土に返してるだけですが、将来的にはなつめのチップを幅広く応用していきたいと考えております。
―カルイの粉砕機を選んだ理由を教えてください
インターネットでいろいろな粉砕機メーカーを調べていて、その中の1社のカルイに電話したところ、たまたま滋賀県の展示会に行かれてたんですね。
展示会後、
「近くだから寄りますよ」
と営業さんが言ってくれました。で、実際に寄って頂いてデモをしてもらったところ、会長がとても気に入ったんです。
当時にしてみれば儲かっていない会社なのにすごい投資だったんですよ。
現場のものからすれば他に欲しいものがたくさんあるのに、なぜ粉砕機なのかと。
でも、実演して頂いて大量のチップが一瞬で出来上がるのを見たら、みんなが「これはいい!」ということになりました。
堅くて太い幹も一瞬でチップ状に
―他の粉砕機メーカーさんも検討されましたか?
何社か電話してみてカルイさんが一番対応がよかったことと、たまたま滋賀にいたという偶然が重なったことですよね。
会長が気に入って即決でしたので、他の会社はあたりませんでした。
これもご縁ですね。即決でしたので検討期間もありませんでした。
―導入について不安はありましたか?
当初は竹チップが作れるという情報はありましたが、樹木のチップは前例がなかったので、なつめの木に使えるかという不安はありました。
そしたら実際にデモ機を持ってこられて使ってみるというチャンスをいただけました。
その日は剪定した木が結構溜まってたのですが、使ってみたら一発で簡単に粉砕できたので、これは良い機械だなと思いました。
―デモを見て一番いいなと思ったのはどのあたりでした?
なつめの木の一番の問題は大きくて鋭い棘なんですが、この棘の部分を触らずに一発で吸い込んでくれたところですね。
木がぎゅーっと簡単に入っていって、しかもパワフルに粉砕できたので感動ものでした。これがある程度木をカットして入れ直さなきゃならないっていうのなら絶対買わなかったですね。
噛みこんだら幹も枝も粉々にチップになってくれます。棘も当然細かくなりますので、刺さる心配もないです。
粉々になったなつめのチップ
―実際にカルイの樹木粉砕機を使ってみてどうでしたか。
操作が簡単で、使いやすいです。
納品の際に実地指導して頂けたので、使い方はバッチリでした。複雑なボタンがあるわけでもなく、スタートして入れるだけですから、女性の従業員でも問題なく扱えます。
安全装置がついているので安心ですし。
そして、思ったより音がしなくてスピーディーでした。
もともとプラスチック会社の方で工業用の粉砕機を使っていたのですが、それに比べると処理も速いし音も静かです。
大きさもコンパクトなので場所を取りません。
また、タイヤでなくキャタピラというのもありがたかったです。農園には湿地もありますので、タイヤだと畑のぬかるみにハマってしまうんです。
キャタピラだとスムーズに道路から移動できます。
小さいから小回りが利いて扱いやすく、大型の農機具に比べて動かしやすいのです。
木を剪定した所でチップ化して処分したいので、キャタピラでどこにでもいけるというのは長所になっています。
―粉砕機を導入して変わったことはありますか?
なつめの棘にずっと悩まされ、痛い思いをしてきましたが、粉砕機のおかげで一気に楽になりました。
なつめの木自体も硬くてしなる木なのでクセがありますし、1つとして真っ直ぐな木がないのでかさばるんですね。
なので現地で使ってその場で土に返せるのは非常にありがたいです。
―買った後にアフターサービスを受けたことはありますか?
不都合があったことが一度もないので、一度も電話してないです。
トラブルは全くないですね。使う期間が秋から春までの間と限られているので、きれいにする程度ですね。
―カルイの製品をこれから導入する方にアドバイスなどがありましたら教えて下さい。
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